小説メモ

古今東西、読んだ本についてのメモ

2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『悪童日記』 アゴタ・クリストフ

悪童日記 著者:アゴタ・クリストフ 訳者:堀茂樹 発行所:早川書房 2001年5月31日 発行 戦争が激しくなり、おかあさんの母親、〈魔女〉と呼ばれるおばあちゃんの家に疎開させられた双子の話。 双子は学習として作文を書く、お互いにテーマを出し合い装飾の…

『巨匠とマルガリータ』 ブルガーコフ

巨匠とマルガリータ 著者:ミハイル・ブルガーコフ 訳者:水野忠夫 発行所:河出書房新社 2008年4月30日 発行 ふ。と池澤夏樹の世界文学全集を読もうと思い立ち、手始めに最も人気がある(らしい)この小説を読んでみた。 ぼくがこの作品を選んだ理由 池澤夏…

池澤夏樹 = 個人編集 世界文学全集

「池澤夏樹 = 個人編集 世界文学全集」 河出書房 読書家・小説家の池澤夏樹が個人編集した世界文学全集で、結構売れたみたい。 9.11以降の時代を読み解くような選書をしたそうな。とりあえず、カプシチンスキの『黒檀』は面白い。