小説メモ

古今東西、読んだ本についてのメモ

池澤夏樹 = 個人編集 世界文学全集

 

池澤夏樹 = 個人編集 世界文学全集」 河出書房

 

読書家・小説家の池澤夏樹が個人編集した世界文学全集で、結構売れたみたい。

9.11以降の時代を読み解くような選書をしたそうな。とりあえず、カプシチンスキの『黒檀』は面白い。

 

第Ⅰ集 全12巻

  1.『オン・ザ・ロード』 ケルアック

  2.『楽園への道』 バルガス=リョサ

  3.『存在の耐えられない軽さ』 クンデラ

  4.『太平洋の防波堤』『愛人』 デュラス

  『悲しみよ こんにちは』 サガン

  5.『巨匠とマルガリータ』 ブルガーコフ

  6.『暗夜』 残雪

  『戦争の悲しみ』 バオ・ニン

  7.『ハワーズ・エンド』 フォースター

  8.『アフリカの日々』 ディネセン

  『やし酒のみ』 チュツオーラ

  9.『アブサロム、アブサロム!』 フォークナー

10.『アデン、アラビア』 ニザン

  『名誉の戦場』 ルオー

11.『鉄の時代』 クッツェー

12.『アルトゥーロの島』 モランテ

  『モンテ・フェルモの丘の家』 ギンズブルグ

 

第Ⅱ集 全12巻

  1.『灯台へ』 ウルフ

  『サルガッソーの広い海』 リース

  2.『失踪者』 カフカ

  『カッサンドラ』 ヴォルフ

  3.『マイトレイ』 エリアーデ

  『軽蔑』 モラヴィア

  4.『アメリカの島』 マッカーシー

  5.『クーデタ』 アップダイク

  6.『庭、灰』 キシュ

  『見えない都市』 カルヴィーノ

  7.『精霊たちの家』 アジェンデ

  8.『パタゴニア』 チャトウィン

  『老いぼれグリンゴ』 フエンテス

  9.『フライデーあるいは太平洋の冥界』 トゥルニエ

  『黄金探索者』 ル・クレジオ

10.『賜物』 ナボコフ

11.『ヴァインランド』 ピンチョン

12.『ブリキの太鼓』 グラス

 

第Ⅲ集 全6巻

  1.『わたしは英国王に給仕した』 フラバル

  2.『黒檀』 カプシチンスキ

  3.『ロード・ジム』 コンラッド

  4.『苦海浄土』 石牟礼道子

  5.『短編コレクションⅠ』

  6.『短編コレクションⅡ』